遺言書– category –
遺言書についての質問と回答です。
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遺言書
遺言で遺体の処理を決められますか
遺言による遺体処理方法の指定と法的効力 遺言書において、自身の遺体や遺骨の処理方法(埋葬、火葬、散骨等)を指定することは可能です。しかしながら、これらの事項は民法上の「遺言事項」には該当せず、法的な拘束力は認められていません。 民法が定め... -
遺言書
遺言書が無効とならないように・・・
自筆証書遺言と検認手続 ― 現行制度を踏まえた注意点と実務上の対応 ― 自筆証書遺言は、遺言者の死亡後、家庭裁判所において「検認」の手続きを受ける必要があります(民法第1004条)。検認とは、遺言書の存在およびその形状、日付、署名、加除訂正の状況... -
遺言書
ペットの世話をしてもらう代わりに、負担付遺贈をしたのに、ペットの世話を怠ったりしたら、それが不安なのですが。
遺言によるペットの世話の指定と法的構成 ― 現行法に基づく実務上のポイント ― 遺言書では、財産の処分だけでなく、自身の死亡後にペットの世話を誰に任せるかといった事項を定めることが可能です。 もっとも、ペットは法律上「物」として扱われるため、ペ... -
遺言書
子供たちは立派に独立しているので、私の財産の一部は、盲導犬協会に寄付したいのですが。
遺言による寄付(遺贈)について 自分の死後に、自治体や公益法人、NPO法人などの団体へ財産を寄付することは、法律上「遺贈」に該当します(民法964条)。 遺贈を確実に実現するためには、遺言書の中に、寄付先となる団体を特定し、どの財産を遺贈するの... -
遺言書
遺言書の検認と公正証書遺言
自筆証書遺言と検認手続について 自筆証書遺言は、原則として家庭裁判所における「検認」手続が必要です(民法1004条)。 検認は、遺言者の最後の住所地を管轄する家庭裁判所で行われます。ここでは、検認に関する注意点と、検認が不要な公正証書遺言につ... -
遺言書
遺言書の無効と取消について
遺言書が無効になる場合について 「遺言書が無効になることはあるのでしょうか」という質問を受けることがあります。結論から申し上げると、遺言書が無効と判断される場合は、実際に存在します。 遺言が無効となる主なケースは、次のとおりです。 ① 民法の... -
遺言書
遺言書に遺言執行者の選任が必要?
遺言執行者とは 遺言執行者とは、遺言者の死亡後、遺言の内容を実現するために必要な手続や行為を行う者をいいます(民法1006条)。 遺言執行者は、相続人の代理人という立場ではなく、遺言の実現という目的のために、法律上独立した地位を有する存在です... -
遺言書
遺言書と遺産分割協議書の違い
遺言書と異なる相続はできるのか たとえば、相続人が三人兄弟であり、遺言書において「長男がすべての財産を相続する」と定められていたとします。 しかし、長男自身が「兄弟三人で公平に分けたい」と考える場合も、実務上は少なくありません。 このような... -
遺言書
痴呆の診断を受けても、遺言書を作ることはできますか
遺言能力と年齢・認知症との関係 遺言ができる年齢と判断能力 民法上、満15歳に達していれば、遺言をすることができます(民法961条)。もっとも、年齢要件を満たしていれば常に有効というわけではなく、遺言作成時に「遺言能力(意思能力)」があることが... -
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遺言書の保管:遺言書をこれから書こうと思いますが、保管方はどうすればいいでしょうか
遺言書の保管方法と注意点 遺言書は、紛失したり、作成されていても発見されなければ、遺言者の意思を実現することができません。 そのため、遺言書の保管にあたっては、 紛失・破棄・隠匿を防ぐこと 相続開始後、できるだけ早期に発見されること を意識し... -
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自筆証書遺言の検認
検認の手続きについて 検認の手続きは、遺言者の最後の住所地を管轄する家庭裁判所に対し、「遺言書検認申立書」「相続人目録」「遺言者の戸(除)籍謄本」「申立人および相続人全員の戸籍謄本」などの必要書類を提出して行います。 申立てが受理されると... -
遺言書
相続させない遺言について
問題行動のある子を相続人から外すことはできるのか ― 相続人廃除という制度について ― あるご夫婦から、次のようなご相談を受けることがあります。 子どもが3人いますが、そのうちの1人が中学生の頃から非行に走り、家庭内暴力を繰り返してきました。卒業... -
遺言書
遺言で散骨するには根回しが必要です
「散骨してほしい」という希望は、遺言で実現できるのか ― 遺言と祭祀・散骨の法的限界 ― 「私が死んだら、散骨してほしい」と生前に家族へ伝えたところ、「そんな面倒なことはできない」と言われてしまった……このような声を耳にすることがあります。 確か... -
遺言書
遺言は共同で出来ます?
夫婦で一緒に遺言書を作ることはできるのか ― 共同遺言が禁止されている理由と実務上の注意点 ― 「夫婦で一緒に遺言を作りたいのですが……」このようなご相談を受けることがあります。 結論から申し上げると、夫婦であっても、同一の書面で遺言をすることは... -
遺言書
孫に相続できますか?注意点は?
孫に財産を残すことはできるのか ― 相続と遺贈の違い、実務上の注意点 ― 先日、お電話で次のようなご質問をいただきました。 最近では80歳を超える方でもインターネットを利用される方が増えていますが、たまたま当サイトをご覧になり、お電話をくださった... -
遺言書
遺言書の書き直しと注意点
遺言書は何度でも書き直すことができます ― 遺言の撤回・変更と実務上の注意点 ― 遺言書は、何度でも書き直すことができます。遺言者の考えや家族関係、財産状況は時間の経過とともに変化することも多く、その意思変更が認められているのは、遺言制度の当... -
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公正証書遺言は必ず守る必要がありますか?
公正証書遺言があっても、分け方は変更できるのか ― 相続と贈与の違い、税務上の落とし穴 ― 「もう済んでしまったことなので、今さら言っても仕方ないのですが……」そう前置きして、お話しした相談事があります。 実際にあったケース あるご家庭で相続が発... -
遺言書
公正証書遺言の書き直しについて
遺言書は何度でも書き直せます ― 自筆証書遺言・公正証書遺言の変更と費用の考え方 ― 自筆証書遺言であっても、公正証書遺言であっても、遺言書は何度でも書き直すことが可能です。 民法上、遺言は「最終の意思」が効力を持つとされており(民法1023条)、... -
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第三者への遺贈は公正証書遺言がお勧めです
事実婚のパートナーに財産を残したい場合の注意点 ― 自筆証書遺言と公正証書遺言の実務的な違い ― たとえば、事実婚の関係にあるパートナーの場合、法律上は配偶者ではないため、法定相続人にはなりません。 この点を親族が理解している場合であっても、い... -
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内縁・事実婚の方には遺言書が必要です
事実婚(内縁関係)と相続 ― 法律が及ばない領域のリスク ― 一般的な夫婦と変わらない生活を送っているものの、**あえて籍を入れていないご夫婦(事実婚・内縁関係)**は、近年、決して珍しい存在ではありません。 第三者からは「なぜ入籍しないのだろう?...
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